草津市内の建設関連の九十二社でつくる特定非営利活動法人・草津の安全・福祉・災害救援活動を推進する市内業者会(
略称=NPO法人草津市内業者会・森川勝正理事長)は、市内のすべての公立小学校・中学校を対象に、ドッジボールとサッカーボール計ニニ五個を寄贈した。
同法人は平成二十年六月に設立。市と災害時の応急復旧や重機の提供、人的支援についての協定、道路パトロールの業務委託契約を結び、清楚意のボランティア活動などにも取り組んでいる。小中学校の教材備品のボールが不足していることを聞き、市を通じて寄付を申し出、全三十小学校にドッジボールを十五個ずつ、六中学校にサッカーボールを五個ずつ贈った。
十二日に行われた贈呈式では、森川理事長ら五名が市役所を訪れ、橋川渉市長に目録とボールを手渡した。森川理事長が「子どもたちの教育にお役に立てれば幸いです。今後もより良い草津市となるよう、防災や安全、福祉や教育などあらゆる面での活動を継続して努力して参ります。」と述べると、橋川市長は「市内の建設にかかわる業者が一体となり、日ごろより防災協定にもとづく災害時の緊急出動体制や、道路パトロールの委託など市民の安心・安全を守る事業に積極的に取り組んでいただいており、感謝している。市内の小中学校で使うボールが不足していたところ、このたび寄贈を申し出ていただいたことは大変ありがたく、子どもたちも喜ぶと思います」と感謝の言葉を述べ、「市の発展に地元業者の貢献は不可欠。今後とも相互に連携し、より良い草津市作りへ助力お願いしたい」と要請した。
なお、贈呈式には、業者会から森川理事長を始め、藤田健二、辻由夫、吉川巧の副理事長三氏が出席。草津市側は橋川市長、岸本博光教育委員会部長、善利健次都市建設部長、加藤一男総合政策部長、小西正樹教育部副部長が出席した。
〜以上滋賀産業新聞2010年1月18日(月)記事内容